日本の中でも地域によって水の硬度が変わる
日本は山が中央にあり、そこから周辺の海に川から水が流れていきます。
川の水から浄水場によって採水され、浄化されて水道水へと変わっていきます。
山の状態によって水の硬度が変わるのですから、日本のそれぞれの山の状態によって、地域で水の硬度が変わるのも当然です。
よく考えればそうなのですが、このことを意識することはあまりありませんよね。
どんな山から水が作られてくるのか?そんなことを考えると、水のおいしさなども変わってきます。
日本各地の水(水道水)の硬度
全国の都道府県別の水の硬度を測ったものです。
北海道・・・32.818ml
青森県・・・42.684ml
岩手県・・・40.971ml
宮城県・・・28.660ml
秋田県・・・30.284ml
山形県・・・27.801ml
福島県・・・35.090ml
茨城県・・・66.469ml
栃木県・・・50.658ml
群馬県・・・57.343ml
埼玉県・・・75.015ml
千葉県・・・81.775ml
東京都・・・65.304ml
神奈川県・・61.850ml
新潟県・・・32.188ml
富山県・・・30.461ml
石川県・・・44.074ml
福井県・・・37.895ml
山梨県・・・53.991ml
長野県・・・47.729ml
岐阜県・・・37.782ml
静岡県・・・52.582ml
愛知県・・・26.476ml
三重県・・・45.649ml
滋賀県・・・45.872ml
京都府・・・42.462ml
大阪府・・・44.084ml
兵庫県・・・48.240ml
奈良県・・・48.847ml
和歌山県・・53.935ml
鳥取県・・・40.940ml
島根県・・・28.213ml
岡山県・・・47.414ml
広島県・・・28.819ml
山口県・・・40.104ml
徳島県・・・47.779ml
香川県・・・47.423ml
愛媛県・・・58.279ml
高知県・・・43.883ml
福岡県・・・60.815ml
佐賀県・・・45.307ml
長崎県・・・38.370ml
熊本県・・・70.449ml
大分県・・・52.337ml
宮崎県・・・39.336ml
鹿児島県・・48.670ml
沖縄県・・・84.006ml
※日本全国平均硬度50.916ml
日本でも都道府県によって水道水の硬度は異なるのです。
水道水の硬度が最も低いのは愛知県(硬度26.476ml)、最も硬度が高いのは沖縄県(硬度84.006ml)のようです。
名古屋市は水がおいしいということをウリにしていますが、硬度が関係しているのかもしれませんね。
千葉や沖縄が高いのにも何か理由があるのかもしれません。
硬度は低いほうがお肌などには良いので、ご参考にされてください。