お金をもっているだけで、お金は減っている
お金は持っているだけで、増えたり減ったりします。
え?持っているだけで減る?そんなバカな・・・
見た目のお札が減ったり、預金の数字が減ったりしません。
しかも、預金金利で少しながら増えているじゃないですか?
本当にそうでしょうか?
日本の銀行に円で預けていても、預金金利だけでは増えているとはいえません。
数字が増えても、価値は減っている
現在、経済政策として物価を上昇させるような働きかけがどんどん行われています。
ですから、物価はどんどん上がっていくのです。
また、その影響も多少ありますが、為替変動によって、持っているお金の価値はどんどん変わっていき、現在の円安傾向ではどんどん価値が減っているのです!
物価が上昇すれば、おなじ100円でも買えるものが少なくなってきます。
物価が高くなるわけですから、100円のものが110円になったりするわけです。
為替もそうです。
1ドルが100円だったとして、円安(円の価値が下がる)のであれば、1ドルが110円になるのです。
つまり、100円で1ドル分のものが買えなくなるのです。
これまで、銀行に預けておけば、あるいは手元にお金をもっておけばお金は減らないと思いがちですが、
円としてのお金は減っていませんが、お金の価値はどんんどん変わっているのです。
どんどん目減りしているのです。
大変じゃないですか!?
まずは、このことにまず気づきましょう。
そして、持っているお金を運用して、せめて、物価水準や為替水準並に増やしていくことで、
現状維持ができるのです。
つまり、
増やすことは現状維持なのです。