感情を出す
感情を出すといっても、出し方がなかなかわからないということがあります。
相手にどう思われるのか、
自分の感情は間違っていないか、
感情的になりはしないか・・・
いろいろなことを考えると、なかなか感情を出しにくくなってしまいます。
感情の出し方に気を遣っていると、感情が出せなくなってきます。
感情をうまく調整させながら出していくのはそれなりの技術が必要になってきます。
誰にどうやって出すのか
感情を調整させながら出していくには、環境も技術も必要です。
ですから、家族や友人に話をするのは少しハードルが高いかもしれません。
ですので、まずそれが不安な人は、人に話をする前に文字に起こすなどをするのが良いでしょう。
日記に書いたり、ブログに書いたりしながら、自分の感情がどうなっているのかを整理するのがいいでしょう。
怒りといっても、単なる「怒り」という単語に当てはめられるものでもないでしょう。
ですから、まず言葉にならない感情を言葉にしていく作業で、いろいろなことを整理するのです。
文字ではなく話をしたほうが早い、スッキリするということもあります。
そうした場合には、多少の抵抗はあるかもしれませんが、カウンセリングを受けることをオススメします。
カウンセリングというのは、病気や疾患のある人が受けるためにあるだけのものではありません。
心の中にある、もつれた感情を解きほぐすことの手助けをしてくれる場所でもあります。
カウンセリングも様々ですが、できればカウンセリングの資格を持ったカウンセラーのいるカウンセリングセンターを探すのが良いでしょう。
カウンセリングにも様々ですので、まずは、「ニュートラルに話を聞いてもらうだけ」「心の整理をする」のつもりで行くのが良いでしょう。
あるいはビジネス的な問題や専門的な領域(経営上の課題など)であれば、コーチをつけるというのも1つの方法です。
コーチとは、コーチングの技術によって、頭の中を整理してくれる人のことです。
スポーツなどでコーチというのはよく聞きますが、スポーツ以外でもビジネスの世界でコーチという存在も普及してきました。
ビジネスにおけるコーチは、アドバイスをしてくれる存在ではなく、解決への手がかりを見つけることを一緒になって考えてくれる存在です。
自身も数年間、頭の整理をする1つの方法としてコーチをつけていました。
状況や環境の整理をしていくことで、そこから生まれた感情のもつれも、解きほぐれることが多々あります。
コーチ
カウンセラー
状況に合わせて使い分けてもいいかもしれません。
聞き手のプロに感情の整理を任せることも1つの方法です。