椅子を変えると、成果が変わる。腰痛や背中の痛みを防ぐ ~ハーマンミラー アーロンチェア

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あなたは毎日、何時間椅子に座っていますか?

家の食卓、電車、車、オフィス、ランチ、自分の机・・・

人によって座る椅子や時間は、職業などによって大きく異なります。

デスクワークなどの仕事であれば、一日のほとんどを座っていることになります。

寝ている時間が7時間、食事がトータル2時間、仕事で8時間、通勤で座れれば2時間、家でくつろいでいる時間2時間

これで、寝ている時間と座っている時間で21時間なので、あと3時間くらいですが、もしかしたらその3時間分も立っていることはないかもしれません。

立っている時間、歩く時間などを計算するほうが難しいくらいです。

立っているより座るほうがなぜ楽に感じるか

立っているよりは座るほうが楽に感じます。

なぜなら、立っている時の足への負担のほうが、負荷が大きい感じがするからでしょう。

足裏の面積が140㎠くらいで、地面についている土踏まず以外の部分は約半分の70㎠くらいです。

立っている場合、その足の裏の接着面積に、全体重がかかります。

たとえば体重が60キロであれば、片足30キロがかかります。

30kg ÷ 70㎠ = 428g/㎠

つまり、1円玉くらいの場所にペットボトル1本弱の重さがかかることになります。

ですが座るとどうでしょうか。

お尻の接着面積は広く、少なくとも足裏全体の面積くらいはあります。

ですから、立っている時よりも半分くらいの負担に感じますし、立っている時の安定を保つための膝や足首などの関節が調整に伴う筋肉の動きなどもありますから、もっと負担が軽く感じるはずです。

座ることによる体への負荷

では座るとどこに負担がかかるのでしょうか。

腰・・・ではありますが、そこから背骨へ繋がっているわけですから、背骨と骨盤あたりの、腰椎や椎間板あたりに負担がかかることになります。

スウェーデンの整形外科医アルフ・ナッケムソンの研究結果では、立っている時を1とすると、座っている時は1.4倍の負荷がかかるそうです。前傾姿勢になると更に増え、1.8倍になるそうです。

つまり、足への負担が腰に変わるのです。

この腰への負担が腰痛へと変わっていくのです。

座ることで起こる体の不調

座ることによる体調不良の原因は、負担のかかる姿勢であったり、動きが長時間ないなどがあると、血流が悪くなったり同じ場所に圧力がかかりっぱなしで神経を圧迫することなどと言われています。

猫背、背筋の反りすぎなどの姿勢が悪いことや、左右の型のバランスなどもあるでしょう。
また座ると接着面積が増えるので、座椅子の堅さなども血行不良の原因としては大きいです。

腰が痛い

座りっぱなしで起こる原因で起こる体調不良の代表格は「腰痛」です。

腰痛は神経を圧迫することが原因の1つと考えられています。

背中が痛い

これも、姿勢の悪さが一番大きいといえます。特に猫背だと痛くなりやすいです。

肩が痛い

パソコンなどでタイプしている場合に、腕に負担がかかっていると肩に影響してきます。

手や手首が痛い

テーブルと椅子の高さが合っていないと、手が痺れたりすることがあります。

首が痛い

座っている場所から何度も首を上下に動かす動作があると、体を動かさずに首だけを動かす動作になるため、首や背中に負担がかかります。

膝が痛い

これも椅子の高さが原因かもしれません。座ることによって血行が悪くなり、足の血の循環が悪くなっていることも考えられます。

椅子で最適な環境を作る

人によって体格が異なるので、腕の長さも違えば各部位の重さや骨の動きも違います。

ですから、自身に合った負担のない環境を整える必要があります。

椅子は調整役

デスクの高さを変えることはなかなか難しいので、椅子で調整することが良いです。

まず高さの調整できる椅子、そして背もたれや肘掛けのある椅子が良いです。

背にもたれながら何かをすることは好ましくないですが、腰を一定時間で伸ばすなどの動作を入れる場合には、背もたれなどに持たれ肘を肘掛けに乗せるなどしてリラックスできることは大切です。

また、できれば車輪などがつき、回転できるとなお良いです。

長時間座っている中で、体が自ら調子の良い状態を見つけて動かしていくので、それに応じた動きができる椅子というのが良いです。

コンピューターの画面やキーボードの位置

モニターなどの位置、キーボードの位置などを調整することによって、首や肘などの負担を軽くすることもできます。

デスクトップなどでモニターが高すぎる場合には下げる必要があります。画面の中心に顎が来るあたりがベストです。

ノートブックの場合には注意が必要です。下を向いて作業を続けてしまうと首を痛めるので、できれば少しでも机の奥において、曲げる角度を緩やかにしたほうが良いですし、できれば、モニターなどを繋いで顔を上げて作業できるほうが良いです。

また、キーボードやマウスも、机の手前すぎると、肘をリラックスさせてタイピングすることができないので、その負担が肩にかかってきます。

アーロンチェア

私が使っているのは、ハーマンミラー社のアーロンチェアというものです。

この椅子を見たことが一度はあると思いますが、最近では同じようなデザインのものが、各社から出ていますが、この形を追求している会社のオリジナルはハーマンミラー社のアーロンチェアです。

この椅子を使い続けて十年以上になりますが、どんな椅子よりも素晴らしいといえます。

自宅での座り仕事が多いのでほとんどの時間を座って過ごしていますが、このアーロンチェアは快適そのものです。

ムレない

一般的な椅子の素材は、布か皮などで中に綿などが入っています。

しかしアーロンチェアは、座る面も背もたれも、すべてがメッシュ素材。

長時間座っても、接着面が熱くなったりムレるようなことはありません。

疲れない

強く張られたメッシュ素材の椅子には、圧力が一箇所にかからないように設計されています。

ですから、接着面のどこかが痛くなったり、圧力がどこかに集中されて負荷がかかりにくいので、長時間座っていても疲れにくいです。

壊れない

素材がクッションではないので、「ヘタる」ことがありません。

また表面も特殊な素材で出来ているので、擦れて色が変わるようなこともありません。

作りもしっかりしていて、音なりなども一切ありません。

なぜ、私がアーロンチェアを買おうと思ったのか

私は小さい頃から、腰痛が持病です。

学校でも体育座りを10分もできないほど腰が痛く、原因を追及してもわからず、小学生の頃からお灸や鍼治療などをしていました。

大人になると幾分か良くなり、それでも疲労や体勢によっては腰痛が頻繁に出ます。

椅子に座るデスクワークがほとんどの私にとって、椅子とその周囲の環境によって、腰痛や肩こり、そして頭痛が関係すること、そしてその痛みから開放されることは大切なミッションでした。

そんな中、あるオフィスでこのアーロンチェアを見つけて、そして座ったところ、その座り心地に感動して、商品を調べてみました。

しかし15万円を越える高額の椅子に私は怯み、20代であった私は変えず、いろいろな椅子を買っては換えということが続いていました。

睡眠への投資でじぶんまくらや静圧布団のことを考えていた中で、この座ることへの投資を考えてみたところ、自分には必要な投資だと思い切って買ったのです。

椅子への投資対効果

椅子は成果を変える

椅子に必要なこと。

それは、空気のような存在で、不快でないこと。ではないかと思います。

デスクワークへ集中ができ、不快を取り除くことができれば、きっと成果も変わるはずです。

椅子への投資

空気のような存在の椅子にいくらの投資ができるのでしょうか。

アーロンチェアの場合、ほとんど壊れることもメンテナンスすることもないので、買ったそのままで10年以上使うことができます。

仮に1日2時間座るとします。

1年で730時間、10年で7,300時間です。

だいたい15万円くらいですから、1時間あたり20円です。

私の場合には、週に平均で35時間くらいは座っているので、一日5時間。

1年で1,825時間、10年で18,250時間です。

ですから1時間8円ほどです。

これまで数年にわたり使っていますが、この調子でいけば20年くらいは使えるような気がします。

そうそればもっと時間単価は低くなるはずです。

この程度の投資で、腰痛や頭痛、その他の様々な不快から開放されます。

生産効率を低下させず、集中できる環境が整うならば、空気のような存在であっても椅子には必要な投資をしても良いかと思います。

アーロンチェア情報

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